お店のコンセプトを決めよう③仕入れルート編
前回は話が脱線し、もはや大事故だったので今回は線を戻して本題に入ります。
そう、仕入れルートです。
ここを掘り当てるのがすごく難しいんですよね。
僕はたまたま運が良く、紅茶の品質管理のお仕事をされている林さんと出会うことができ安心して品質の高い紅茶の生産者さんを紹介していただけました。
そこで、早速ご紹介いただいた生産者元を訪ねることにしました。
はい、でました!
一番欲しかったお墨付き。
この特等奨はお茶の品評会でナンバーワンになった証です。
なのでここの紅茶は品質に優れており、味も文句なしということになります。
商談の前にまずは紅茶のDIY体験をさせてもらいました。
まずは茶葉を揉みます。
円を描くように手の平でひたすら揉みます。
少量なのに結構、力と体力がいる作業で15~20分程度は揉みました。
腕パンパンです。
最後はすり潰すような感覚で揉みます。
写真を撮りたかったのですが、手がべちゃべちゃで撮れずすいません。
で、発酵→乾燥させたのがこちら↓↓
ん~良い匂い。
とても良い経験になりました。
次はお待ちかねの試飲です。
こちらの茶園では、カフェも併設されており一般のお客さんも購入することができます。
早速、数種類試飲させていただきました。
数種類の日月潭紅茶をブレンドしており少しスモーキーな味わいでした。
チーズフォームと一緒に飲むとまろやかになり、相性は抜群です。
焙煎を軽めにし、紅茶本来の味を楽しめます。
すっきり爽やかで、飲み終えた後に甘みが残ります。
喉のツッパリもなく、すっと飲めるとても美味しい紅茶でした。
個人的にとても気に入ったので早速商談です。
まずは種類、数量、配送方法、支払い方法等一連の話をしました。
値段交渉は種類と発注量で決まります。
配送方法は海運にして少しでも安くします。
なぜかというと、紅茶には賞味期限がなく年月がたつほど味に深みが出て価値が生まれます。
なので使用期限を気にせず仕入れれるのはとてもメリットなのです。
次に支払方法ですが、海外からの輸入ではドルでの支払いが基本になります。
世界共通通貨なのでドルが相手にとってもやりやすいのです。
現段階ではまだ自分の納得のいく仕入れ値になっていないので、数量以外のところで金額を下げれないかを模索します。
また、紅茶やお茶にも関税がかかります。
関税の税率も数量、包装数によって変わってくるので仕入れ先と相談になります。
この話は後日詳しく話そうと思っています。
とりあえず今回は1社ご紹介いたしました。
こちらの仕入れ先はお店の要になる紅茶を取り扱っています。
社長婦人が対応して下さり、とても気さくで和やかに商談することができました。
とても広い土地を持っており、最後に茶園も見せてもらいました。
皆さまどうでしたか?
少し、仕入れルートや紅茶の世界を知ることが出来たでしょうか?
違う仕入れ先のお話もしていこうと思うので、少しでも動き出せる原動力になれば良いなと思います。
とりあえず動くことが一番大事です!
それでは、また。